2021年 10月 27日
ロシアンスマイルいちくん
いちくんがお星様になりました。
とうとう、こんな日が来てしまった。
もうすぐ18歳目指してたのに。
前回の通院から一気に状態が悪くなって
もう病院はやめよう、ずっと家で診よう、と決めた。
この日が、この週が、私は一番落ちていて、不安と悲しさでどん底だった。
でも介護が始まってしまったものは仕方がない!
やれる事は全てやる、やりたい事は全てやる!!
もう自分で食べられなくなっちゃったと思っていたのに
調子のいい時はウェット舐めたり、カリカリまで食べられたりして
一緒にテレビを見ながら好物だったお刺身を食べる、という時間まで体験できた。
水が飲みたい、トイレに行きたい、という意思は最後まで伝えてくれたので
全部受け取って対応できたと思う。
なんで分かるのかわからないけど、伝わってた。と思う。
金曜日の朝にまたさらに状態が悪くなってしまって、
今週またお留守番をさせるのが死ぬほど嫌だった。
家において仕事にいかなければならないのが苦しくて苦しくてたまらなかった。
きっと、だからだ。
土日頑張ってくれて、月曜の朝ギリギリまで隣で寝てくれて、
もうお留守番しないから大丈夫、って。
いちくん、ごめんね、ありがとう。
いちくんの実家は鎌倉にあって、3人兄妹で、写真には「男の子①」と記されていた。
絶対この子!1番の男の子がいい!
ということで、エントリーナンバー1番のいちくん。
「いちくん」が名前なので、本当はいちくん君とか、いちくんちゃんと呼んでほしいところだけど。
病院のお薬とかはちゃんと「いちくん ちゃん」でもらってる。
いちくんをお届けに来てくれた、後に職場の先輩という間柄になった方に対して
うちの両親がお礼のお土産にイチゴを渡していたんだ。
イチゴと引き換えになったいちくん。
だから私はイチゴ模様が好きだったりする。イチゴのいちくん。
私が一人暮らしをするようになって、いちくんと一緒に出てきたので
私は本当の一人暮らしをしたことがない。
最初からずっと一緒の同居人で、今日はユザワヤ寄ってくるからちょっと帰りが遅くなるとか
週末は一緒にゴロゴロしようとか、予定の相談は全部してた。
実は2人で江ノ島にドライブに行ったことがあって
トンビにびびったいちくん、にびびった私、で2人でパニック状態で、ブルブル震えながら帰ってきたんだ。
まだ2人とも若かったね。
神経質だから色々心配もあったけど、マロンともチロルとも仲良くやってくれました。
なぜかマロンもチロルもうーちゃんも、みんないちくんのことが大好きで、別格なところがあった。
私もいちくんのことが大好き
大好きなんてもんじゃない
ずっとずっと宝物
そんなもんじゃない
いちくんがいたから生きている
いちくんがいなかったら。
急に糖尿病になっちゃって、通院の予定も不定期で読めないから直前でキャンセルしたし
先週も素材博覧会に行くつもりだったのに、急変しちゃうんだもん。
いちくん中心の年だったかんじ。それはそれでいい。
いちくんらしく、ツヤツヤでふっくらボディーのままのお別れで
今ベッドで横になっているいちくんは
私には呼吸でお腹が動いているように幻覚が見えていて
いつもの寝息も聞こえています。
少しニヤニヤした、例のロシアンスマイルってやつで休んでいます。
このままずっと置いておきたいくらい。
明日、火葬することになりました。
向こうにはマロンとチロルがいるし
パパ猫とママ猫と、一足先に向かった兄弟猫たちもいるし
再会を楽しんでほしい。
by ichikun-kun
| 2021-10-27 20:43
| いちくん
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